ワッハ上方「なつかしの浪曲資料」

 ワッハ上方(大阪府立上方演芸資料館)で、「なつかしの浪曲資料」という講座に行きました。落語はともかく、浪曲や講談といったものには興味がなかったのですが、近年になり〝仕事〟でそれらと接する機会が多くなり、距離がぐっと近くなってきました。毎月初めに開催される「一心寺門前浪曲寄席」(主催・浪曲親友協会)にときどき行き、京山幸枝若(初代)や春野百合子(春野恵子の師匠)のレコードなども買うようになっていました。

 今回の講座は、こうした芸能を研究されている荻田清さんが解説。なかには、いろいろな音源が聴ける…と期待して来た人(m入場者は約20人)もいたでしょうが、それは最後に同館所蔵の富士月子の一節だけで、浪曲の歴史や詳細な「見立番付」の分析の90分でした。どのジャンルでもそうなのですが、私は他の分野に目を見ることなく、ひたすら一途に!という〝オタク〟の熱いトークには、ちょっと引いてしまうのですが、このように広い視野から解説をされると、なんかちょっと〝賢く〟なった気がします。い

荻田さんの「浪曲が伝統的太守芸能の中で最も伝統を守っている」という言葉になるひど。このように、ワッハは上方では、毎週土曜に「芸能」に関する講座を無料で開催しています。

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