「元祖アイドル 『明日待子』がいた時代」
育鵬社 2200円(税込み)
ここ数日間、舞台や落語などの関係者と会うと「明日待子(あした・まちこ)」の話が何度か出た。というのも、8月に戦争関連としてのドラマ「スタア」がNHKで放送。戦前から戦後に新宿ムーランルージュを中心に活躍し、戦時下では出征する兵隊たちを舞台から見送り、また慰問にも行った実在した「元祖アイドル」が彼女だった。2年前に99歳で亡くなるまで、北海道で日舞の先生をしていたという波乱に富んだ人生はドラマチックということで、がぜんエンタメ業界の〝注目の人〟になったというわけ。僕もその1人で、さっそく、この本を読んだのだった。
拙著にあるように、関西のショービジネス、宝塚などの歴史はたくさんの資料を読んだが、関東にあったムーランルージュの知識は足りなかった!数年前までなら、お元気だったので、ぜひ話を聞きたかったと読みながら反省もした。
【訃報】戦時中に活躍した元アイドル「まっちゃん」こと明日待子さんが死去、99歳 (buzzfeed.com)
日刊スポーツ新聞社文化部記者を経て、1990年に独立。 新聞や雑誌などで執筆活動を続けている。主な著書には 『宝塚BOYS』 として舞台化もされた 『男たちの宝塚』 や 『宝塚 幻のラインダンス』 『少女歌劇の光~ひとときの夢の跡』 (共著) 『河内家菊水丸 秘宝の舘大全集』ひとときの夢の跡』 (共著) 『河内家菊水丸 秘宝の舘大全集』(監修を担当)などがある。FM大阪 「おとなの文化村」 出演 (終了)、文化庁芸術祭 大衆芸能部門 (関西) 審査員を歴任。 日本映画ペンクラブ会員。 日本演劇学会会員。 なにわ名物開発研究会会員。シネマコミュニケーター講座 講師などをつとめている。