「兵馬俑と古代中国」
京都市立京セラ美術館
2022年3月25日~5月22日

「無表情」でありながら、なにかを訴えかけてくる兵士や馬などを形どった兵馬俑(へいばよう)。年齢を重ねるにつれて、陶器などにもだんだんと興味をもつようになってきたが、そういった意味では、やはり〝生き物〟の造形は親近感があり、威厳にあふれる姿には圧倒される。また、1974年に中国・西安郊外で井戸を掘っていた農民が偶然見つけ、約8000体の兵士、馬の陶器が大量に出土されたというエピソードもなかなか興味深く、これは絶対に行かないと!と思い、美術館を訪れた。
映像などで紹介されるような<大人数>ではないが、展覧会のクライマックスとして君臨する将軍らの兵馬俑は圧巻! また、リアルに作られた羊や豚などもあって、なかでも戦さを象徴する馬を銅で製作したものは、まさに光り輝く存在で、これだけでも一見の価値あり。
こうした時代を描いた漫画「キングダム」の一部が展示されているが、同作はアニメや映画化もされているのだが、これも見ないとと、また違う方向、ジャンルにも興味が広がっていく。
兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~ | 兵馬俑展 | 公式サイト (heibayou2022-23.jp)

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