「ELVIS! ELVIS! 愛さずにはいられない」
2022年7月2日
神戸ハーバーランド スペースシアター
映画「エルヴィス」が7月1日に公開されたのと、神戸ハーなーランドが「街びらき」して30周年を記念したイベント。朝から夕方などステージでは、いろいろない催しが行われ、ロビー(屋外スペース)にはエルヴィスの襟を立てたステージ衣裳が展示。すぐ近くには、世界で3体しかない「エルヴィス像」があり(原宿から移築)、熱烈なファンクラブも存在している神戸だけに、どこかオシャレな雰囲気。
目当ては湯川れい子さんのトークショー(聞き手は増井孝子さん)。エルヴィスとは生前に3度、今回の映画ではトム・ハンクスが演じる悪徳マネージャー(どこか憎めない)パーカー大佐とも面識が会ったという湯川さんだけに、出話が尽きなかった。
期待以上だったのは、「ジャパニーズ エルヴィス オフィシャル トリビュート アーティスト コンテスト」チャンピオンの西島幸宏さんのライブ。映画やハワイからの衛星生中継で観た時と同様に、「ツァラトゥストラはかく語りき」のメロディで登場するあたりのこだわりに、これはなかなかやるな、と。いわゆる「モノマネ」ではなく、2人のバックコーラス(女性)も含めて確かな歌唱力。おなじみのナンバーにこだわらず、エルヴィスの隠れた名曲を、それも湯川さんの訳詞で歌い上げ、聴きごたえ、見ごたえあった。
42歳で亡くなったスーパースターも、残念ながらだんだんと忘れられてるのだが、もう1度、「唯一無二」の存在だったのを痛感するイベントだった。
エルビス愛、語って歌ってなりきろう ファン聖地で公開イベント 音楽評論家湯川さんトークも|神戸|神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)

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