「HELP-復讐島―」
2026年1月30日から公開
「ディズニーからの招待で試写を観た。
もし無人島で2人きりになったら? 愛しい人や親友となら、なんとか生き延びられるかもしれないが、相手や嫌な人ならどうなるのだろう。〈限られた空間〉のなかで巻き起こる葛藤や芽生える愛情などは凝縮していて、ドラマになりやすい題材。「流されて」シリーズや「逆転のトライアングル」など、これまで製作・公開されたいくつかの映画を思い出す。
さすがサム・ライミ監督。次はどうなるのか?「予測不能」の展開で、次々に予定調和を裏切っていく。ヒロインのリンダは仕事はできるのだが、ちょっと風変わり。新たにCEOになったブラッドリーは彼女を嫌うパワハラ上司。そんな会社での光景は、コメディー映画のようで、ある意味でほほえましく眺めることができる。それが一転、出張のために乗った飛行機が墜落。まず、この描写が監督らしくケレン味たっぷりで、ホラー映画のようなテイスト。そして、生き残った2人は無人島で暮らすことになる。
オフィスでのヒエラルキー(地位)とは関係なく、生き残る(サバイバル)能力では、リンダが完全に上。最初は意地を張っていたブラドリーだが、生きていくために、リンダの言葉に従うようになる。ときにはぶつかり合いながらも、仲間意識が芽生え、そんななか、リンダは近くを航行する船を見つけるこて…。予定調和を予想していると、そこはライミ監督の真骨頂。そこからは、サスペンス映画を観るようなハラハラ感。
なんか、いろいろなジャンルの映画を味わえるような、不思議な作品だ。
〈キャスト〉レイチェル・マクアダムス、 ディラン・オブライエン、●ほか 〈スタッフ〉監督・製作: サム・ライミ、
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ■コピーライト:©2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.