「モアナと伝説の海」
       2026年7月31日から公開
(ディズニーが開催する試写会にて)
 2016年公開のディズニー・アニメ『モアナと伝説の海』の実写映画化作品。太平洋上の島モトゥヌイで、村長の一人娘として生まれたモアナ(キャサリン・ランガイア)は、次の村長として期待されている16歳。海に囲まれたモトゥヌイの島民達は、自然の恵みを受けて暮らしていたが、木に病害が出るなど数々の異変に悩まされるように。島の未来を考え、一計を案じたモアナは、島に伝わる掟を破って大海原へと漕ぎ出すが・・・。
 ドラマは、モアナが島の外で出会う半神半人のマウイ(ドウェイン・ジョンソン)とのロードムービー形式。マウイとモアナのやりとりはウイットに富んでいて痛快だ。今回は生の人間が演じているだけに、アニメ版に比べてキャラクターの動きに制約があったが、その分、俳優陣がそれぞれ実写ならではの陰影を出し、アニメ版とは違う味わいが出ていた。一度アニメ版で観た人も、違う作品世界に入っていく感覚を持つことだろう。
モアナはその身軽さを武器に、島を取り巻く状況と闘っていく主人公で、ディズニー・プリンセスの中でも『メリダとおそろしの森』のメリダに似て、親に反抗的なところが魅力的だ。現実の世界で、地球の温暖化が無視出来ない状況になった今、ファンタジー作品のテーマに環境変化を取り入れた所も現代的。監督は舞台『ハミルトン』でトニー賞Ⓡ11部門に輝いた、トーマス・ケイル。音楽はアニメーション版の曲に新しくアレンジが加えられ、更に新曲も書き下ろされている。
(2026年/115分/アメリカ)
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2026 Disney Enterprises,Inc.All Rights Reserved.
出演:キャサリン・ランガイア/ドウェイン・ジョンソン
監督:トーマス・ケイル 音楽・製作総指揮 リン=マニュエル・ミランダ
製作総指揮 アウリイ・クラヴァーリョ

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