「成瀬は天下を取りにいく」
2026年7月4日~12日 サンシャイン劇長
7月16日~26日  南座
7月28日、29日  大津市民会館
 2024年「本屋大賞」などにさまざまな賞に輝いた小説「成瀬は天下を取りにいく」(著者・宮島未奈)が、山下美月の主演で舞台化、東京、京都、そして小説の舞台になった滋賀県大津市の劇場で上演される。6月22日には、山下が大津を訪れて取材会を開き、作品に賭ける意欲を話した。
取材会に現れた山下は、西武ライオンズのユニホーム姿。実は彼女が扮するヒロイン・成瀬はテレビ中継に映り込むため、閉店を控える西武大津店に通うという設定。ということで、山下は稽古中も着用、西武球場での始球式を行ったり、すっかり西武と縁が深くなったという。
「滋賀に来ることができて、嬉しい気持ちでいっぱいです。、実は滋賀県に来るのは今日が初めてなんですが、こうして琵琶湖を目の前にすると、作品との出会いがなければここに来ることもなかっただろうし、成瀬が繋いでくれた縁だと思っています。個人的には原作にあるフレンドマート(滋賀県発祥のスーパーマーケット『平和堂』)のエピソードがすごく大好きなので、行ってみたいと思っています」。
 小説はシリーズ化されるほど、親しまれている成瀬。その人物像をこう話す。
「完璧な女の子かと言われたら、それはちょっと違うような気がしていて、中学生、高校生らしい未熟さみたいな部分もあって、そこに垣間見える人間性みたいなのが。すごくポイント。私自身は成瀬の実年齢よりは大人なのですけど、初心に戻るような気持ちで、成瀬とともに過ごす時間になったらいいなと思っています」。
「乃木坂46」に在籍していた頃は、舞台経験があるが、2024年5月の卒業後で初めての舞台。「毎日毎日繰り返される芝居の中で、ちょっとしたハプニングがあったりとかっていう時に、チーム全体で臨機応変に1つのゴールを目指していくっていうところが、映像の仕事とは違うなと感じています。毎日どんな変化が、私自身に訪れて、それを重ねていくたびに良くなっていくのがすごく楽しみです」。
東京を続いて京都・南座でも上演。「京都はすごく好きな場所で、 1人でもよく京都を訪れ、鴨川の近くを歩いたりしていて、南座の前をよく通ることがありました。あんな素晴らしい場所で、しかも自分が主演として、舞台に立たせていただけるなんて、夢にも思っていなかったので、凄く嬉しいです」。
 好奇心旺盛な成瀬を象徴するモノとして、漫才やけん玉、カルタ、地元の江州音頭などの稽古も重ねた。「舞台でも漫才のシーンがあって、ボケとツッコミが途中で変わってしまうシーンもあり、練習していると頭がこんがらかって…とっても難しいですね。けん玉も先生について練習、けん玉検定も受けてみたくなりました」と、すっかり成瀬に感化されたよう。物語の「舞台」を実体験して、役作りに励んだ「大津の1日」となった。

けん玉、かるた、江州音頭
〈ストーリー〉「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。中2の夏休みの始まりに、 幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、 閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。「ゼゼカラ」 コンビでの活躍や、かるた選手権大会での出会い……。娘の受験を見守る両親、近所のクレーマー主婦と、個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、 成瀬が書置きを残して失踪しており…。
〈原作〉宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』(新潮文庫刊)
〈スタッフ〉脚本・演出:G2。音楽:かみむら周平。美術:伊藤雅子。照明:高見和義。音響:岩楯岳志。衣裳:高木阿友子。舞台監督:下柳田龍太郎。演出助手:渡邉さつき。制作助手: 尾崎裕子。
〈キャスト〉山下美月、藤野涼子、山﨑静代、ISSEI、天宮良、田畑智子、明星真由美、千賀由紀子 櫻井淳子、小林大介 黒田篤臣 アサヌマ理紗 青山美郷 中川大喜 段隆作 中村守里。
琵琶湖に周遊するクルーズ船「ミシガン」を背景に山下美月
(C)原作 宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』(ともに新潮文庫刊)

お手数ですが、下記ご修正いただくことは叶いますでしょうか。
・原作者名 宮島未奈 ※「美奈」になっています。
・クルーズ船「ミシガン」に乗船して、琵琶湖を周遊 の箇所につきまして、
 時間の都合上、出航前に下船しましたので周遊はしておりません。
 こちらはトルしていただけますでしょうか。

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