「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」
(2022年3月30日、京都文化博物館)
浮世絵といえば、「しっとり、おちついて、艶っぽい」というイメージを勝手に思い描いていたのだが、、それを覆すショック! 古典絵画を鑑賞するのではなく、現代のグラフィックデザイン、イラスト展を楽しんでいるような心地よい「錯覚」にさえ陥った。
批判精神を込めた動物を擬人化している作品、大胆にデフォルメされたアクションシーン、血みどろで残酷なのになぜか美しい作品など、斬新なテーマ、デザインが満載。資料によると、「芳」の流れをくむこうした作家たちは、生きている当時はあまり評価されなかったそう。近代になって、それを評価した人物もすごい。
挑む浮世絵 国芳から芳年へ | 京都府京都文化博物館 (bunpaku.or.jp)